数日前の2012年9月13日、"New monkey discovered" というニュースが、いくつかの英語ニュースサイトで報じられ、わたしはそのことをFaceBook を通じて知りました。

たとえば、CNNの記事
http://edition.cnn.com/2012/09/12/world/africa/dr-congo-new-monkey/index.html

(現時点では、複数の日本語サイトにも載っています)

発見されたサルは、現地の人々にLesula とよばれているもので、現地の人々には知られていたが、それ以外の人間の目に触れたのは初めてとのこと。

場所は、アフリカのコンゴ民主共和国(République Démocratique du Congo)中央部のロマミ川流域森林地帯で、これまで生物学的調査の手がほとんど入らなかった地域だそうです。

これだけ、地球上の多くの場所が映像化され、ウェブ上で検索できる時代に、まだこのようなことがあったとは驚きだ、と、上記CNNの記事。

サルの新種が発見されたのは、28年ぶりだそうです。

アメリカとコンゴの研究チームが、2007年6月に偶然、このサル(現地の人に飼われていたもの)をみつけ、その後、本当に新種であるのかどうか、形態、行動、生態、遺伝学などから、3年かけて検証したそうです。

そして、そのサルを、Cercopithecus lomamiensis  と名付けました。

元の論文は、2012年9月12日、 オープン・アクセス・ジャーナルのPLos One  に掲載。
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0044271#

アフリカでは、密猟が後を絶たず、多くのサルも絶滅の危機に追いやられていますが、発見者とコンゴ当局は、これを機会にこの地域を国立公園にして、生物多様性の保護を促進したいとのこと。

 (AM)